(ブルームバーグ):10日の債券相場は下落。同日公表される米国の雇用統計や連休明けの14日に行われる日本銀行の氷見野良三副総裁の講演など重要イベントを控え、投資家の間で様子見姿勢が強まっている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジストは10年債、30年債と入札を順調にこなしたものの、年初来の地合いの悪さを好転させるには至っていないと指摘。トランプ次期米大統領の政策を巡る不透明感もあり、買いが手控えられていると言う。
エコノミストらの予想によると、昨年12月の米雇用統計における非農業部門雇用者数は前月比16万5000人増(中央値)となり、11月の22万7000人増から伸びがやや鈍る見通しだ。

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