ソフトバンクは12日、S&Pグローバル・レーティング(S&P)とフィッチ・レーティングス(フィッチ)から格付けを新規に取得したと発表した。事業内容と財務状況について客観的な評価を得て、海外での起債を見据えた資金調達手段の多様化を図ることが目的。

S&Pはソフトバンクに「BBB」の格付けを付与したと発表した。アウトルックは「安定的」。今後 2-3年、堅固な事業基盤を維持するほか、安定性の高いキャッシュフロー創出力と規律ある財務運営で、主要財務指標が比較的良好な水準に維持されるとの見方を反映した。

S&Pの格付けは親会社であるソフトバンクグループの信用力を一定程度上回る。アウトルックはソフトバンクGのものを反映した。

フィッチ・レーティングス(フィッチ)は同日、ソフトバンクの格付け「BBB+」を公表した。格付けは国内携帯電話市場での確固たる市場地位に支えられているという。アウトルックは「安定的」。

(1段落目にソフトバンクの発表を追加します)

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