韓国の警察は、非常戒厳宣言をめぐって内乱の疑いなどで捜査が始まった尹錫悦大統領について、出国禁止にすることを検討していると明らかにしました。
尹大統領は今月3日、韓国で44年ぶりとなる「非常戒厳」を宣言し、国会に軍が突入するなど混乱が発生。野党などが大統領らを内乱の疑いなどで検察や警察に告発し、それぞれの機関で捜査が始まりました。
こうした中、警察の特別捜査団のトップはきょう、「捜査の対象には人的・物的な制限はない」と強調しました。
さらに、警察の特別捜査団は尹大統領を出国禁止にすることを検討していると明らかにしました。
尹氏の今後について、与党の代表はきのう、「外交を含め、国政に関与しない」と宣言しています。

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