(ブルームバーグ):ポーランドのトゥスク首相は27日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が実施している航空監視任務と同様の海上警備プログラムをバルト海で行うよう求める方針を明らかにした。
トゥスク氏はその計画について、「ロシアによる脅威を同様に抱くバルト海沿岸諸国の共同事業」と表現した。同氏はこの後、ワルシャワから北欧やバルト諸国などの首脳会議が開かれるスウェーデンに向かった。
バルト海では約1年で2度目となる海底インフラ損傷が生じたばかり。2023年10月には香港籍船のいかりが少なくとも2本のデータ用ケーブルと1本のガスパイプラインを引きちぎり、NATOはバルト海でのパトロールを強化した。
今月に入るとバルト海に敷設されたフィンランドとドイツを結ぶ高速光ファイバーケーブルが、恐らく外部からの衝撃により切断され、リトアニアとスウェーデンを結ぶすぐ近くのケーブルも損傷した。
このケーブル2本が損傷した際、中国籍のばら積み貨物船「Yi Peng3」が現場周辺にいたことが分かっている。フィンランドとスウェーデンの警察は故意と疑われるこの損傷について捜査しており、ドイツのピストリウス国防相は妨害行為の可能性を見据え調査を呼びかけた。
原題:Tusk Proposes Navy Policing in Baltic Sea Amid Russia Threat (2)(抜粋)
--取材協力:Kati Pohjanpalo、Sanne Wass.
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