米ニューヨーク州で不倫は犯罪行為ではなくなった。

同州のホークル知事は22日、不倫に最長で禁錮3月を科すという、あまり知られていない上にほとんど施行されたことがない法律を廃止する法案に署名した。

ホークル氏は、「私は幸運にも40年間、夫と愛情に満ちた結婚生活を送ってきた。その私が不倫を非犯罪化する法案に署名することは幾分皮肉なことだが、人間関係はしばしば複雑なものだということは理解している」と指摘。「これらの問題は明らかに当事者間で処理されるべきで、刑事司法制度で扱われるべきではない」と述べた。

ニューヨーク州では1907年以降、自身に生存する配偶者がいる、ないしは相手に生存する配偶者がいる場合、婚外の性交渉はB級軽犯罪とされてきた。だが、この法案を提出したチャールズ・ラビン州下院議員によると、1972年以降に不倫で訴追されたのはわずか13人で、そのうち有罪となったのは5人だけだという。

AP通信によると、ニューヨーク州では2010年に公園で性行為に及んだとして捕まった女性に対する容疑が不倫罪を巡る最新例とされているが、後に司法取引の一環で取り下げられたという。

米国には不倫を違法とする州が他にもいくつかあり、オクラホマ州とミシガン州、ウィスコンシン州では不倫が重罪とみなされている。

原題:New York Decriminalizes Adultery After More Than a Century(抜粋)

--取材協力:Zach Williams.

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