去年、全国の保育所などで子どもがけがをするなどした事故の件数が、2772件と過去最多だったことが分かりました。

こども家庭庁の発表によりますと、去年、全国の保育園や幼稚園で起きた子どもの事故件数は、前の年より311件多い2772件で、集計を始めた2015年以降、最多となりました。

死亡したケースは9件あり、このうち4件は睡眠中に起きています。

けがの内訳では骨折が最も多く、2189件と全体のおよそ8割を占めています。

こども家庭庁は、都道府県や教育委員会を通じて詳しい事故の事例を紹介した資料を配布するなどして、注意喚起を行っています。