タイの高級ホテルで外国人の宿泊客6人が死亡し、毒殺が疑われている事件について、6人が投資をめぐる金銭トラブルを抱えていたとみられることが分かりました。
タイの首都バンコクにある高級ホテルでは16日、ベトナム国籍とアメリカ国籍の男女6人が死亡しているのが見つかりました。
地元警察によりますと、6人が使ったとみられるティーカップなどから、猛毒のシアン化物が検出されました。
地元警察は毒殺の疑いがあるとみて、防犯カメラの映像などを解析していますが、現時点で第三者の関与を疑わせる証拠は見つかっていないということです。
また、6人は日本に病院を建設するという名目の投資をめぐって金銭トラブルを抱えていたという情報もあり、地元警察がいきさつを詳しく調べています。

中国への関税引き上げを アメリカがG7に要請 「経済的な脅迫」中国側は非難