海上自衛隊などの「特定秘密」漏えい問題をめぐり、情報保全体制の改善を求める勧告が要請されたことを受け、木原防衛大臣は記者団に「リーダーシップを発揮し、信頼回復に努めていく」と話しました。

勧告はきょう午前、衆議院の情報監視審査会から額賀議長に対し要請されました。

木原防衛大臣
「秘密情報の管理だとか運用というのは厳格に行っていかなければいけないというふうに改めて思っております」

正午ごろに取材に応じた木原防衛大臣は、勧告は受領しておらず、内容は「承知をしていない」としつつも、特定秘密の取り扱いを改めて厳格に行っていく考えを示しました。

そのうえで、「私自身が強いリーダーシップを発揮して、再発防止策を具体的に検討し、信頼回復に努めていく」と強調しました。