イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザで「戦争を止める用意はない」などと述べ、恒久的な停戦について、否定的な考えを示したとイスラエルメディアが報じました。
イスラエルメディアは3日、ネタニヤフ首相が国会の委員会に出席し、アメリカのバイデン大統領がイスラエルがまとめたとして発表した戦闘停止などに向けた提案について説明したと報じました。
バイデン大統領が明らかにした提案には、イスラム組織ハマスが求める恒久的な停戦の実現が盛り込まれていますが、ネタニヤフ氏は「戦争を止める用意はない」などと強調し、恒久的な停戦について否定的な考えを示したということです。
この提案をめぐっては、イスラエルの極右閣僚2人が政権からの離脱をちらつかせながら強く非難していて、ネタニヤフ氏は極右に配慮したとみられます。
こうしたなか、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は3日、関係者の話として、ハマスの代表団が4日にエジプトのカイロを訪問するなどと報じました。イスラエルの提案について、これまで交渉を仲介しているエジプトとカタールの代表団と協議するとしています。

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