トヨタ自動車やマツダなど5社が不正なデータを使って国の認証を取得していた問題で、先ほど午前9時半ごろから国土交通省がトヨタ本社に立ち入り検査に入りました。不正をきっかけとした検査は初めてとなります。

記者
「午前9時半前です。道路運送車両法に基づき国交省がトヨタ自動車本社に立ち入り検査に入ります」

トヨタ自動車では、現在生産中の「カローラ フィールダー」や「ヤリス クロス」など3車種と生産を終了した4車種で国の認証を不正に取得していたことが明らかになっています。

きょうの立ち入り検査では試験データの確認のほかに、担当者への聞き取りを行う予定だということです。

認証不正が明らかになったトヨタ以外の4社にも、国土交通省は順次、立ち入り検査を行う方針です。