派閥の裏金事件を受け、自民党を離党した塩谷元文部科学大臣は、森元総理から安倍派の座長として議員辞職といった責任を取るよう迫られたことを明らかにしました。

塩谷氏はきのう、民放のBS番組に出演し、今年1月、森元総理と会談したと明らかにしました。

塩谷氏が、森氏がかつて会長を務めた安倍派を解散することを伝えると、森氏は理解を示したということですが、この際、森氏から安倍派の座長として議員辞職といった責任を取るよう迫られたということです。

塩谷氏は「真相解明が先決」として森氏の提案は聞き置いたということですが、その後、自民党から離党勧告の処分を受け、離党しています。