イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘の停止などに向けた交渉をめぐり、ハマスの代表者がエジプトを訪問するとロイター通信が報じました。イスラエルの提案に対する返答を提出するものとみられます。

ロイター通信は3日、ハマス関係者の話として、4日にもハマスの代表者が交渉を仲介するエジプトの首都・カイロを訪問すると報じました。

また、アメリカのCIA=中央情報局のバーンズ長官も3日、カイロに到着したと伝えられていて、今後、詰めの協議が行われるとしています。

交渉をめぐっては、イスラエル側が40日間の戦闘の停止期間中にハマスが人質33人を解放し、その後「持続可能な平穏の回復」に向けた協議を行うことなどを盛り込んだ案を提案。

ハマスは、これに対する回答を提出するものとみられますが、戦闘を終結させ、恒久的な停戦を求める姿勢は変わっておらず、合意に至るかは依然不透明な状況です。