東京の上野動物園で生まれ、去年2月に中国に返還されたジャイアントパンダ・シャンシャンとのオンライン交流会が開かれました。
東京の在日中国大使館で行われた交流会では、シャンシャンが暮らしている中国内陸部・四川省の施設をオンラインでつないで、シャンシャンのライブ映像が公開されました。
交流会では日本のシャンシャンファンからの質問に担当飼育員が直接、答える機会も設けられました。飼育員の趙さんによると、シャンシャンは中国での飼育環境に徐々に慣れてきて、元気に暮らしているということで、「寝ることが大好きです」「相変わらず人参が嫌いで、どうしても食べません」などと話しました。
交流会には呉江浩・駐日大使や東京上野動物園の園長らが出席。呉大使は「パンダを同じように愛する中日両国民は平和に共存し、代々、友好を続けるべき」と挨拶しました。

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