台湾東部を震源とする地震の発生から生存率が急激に低下する72時間が迫るなか、いまも10人と連絡が取れておらず、捜索活動が続いています。

台湾東部を震源とする地震では、これまでに死者12人、けが人1133人が確認されています。

台湾の消防当局によりますと、きのう夜の時点で山間部のホテルなどには依然として636人が取り残されていて、救助作業が行われています。

記者
「救助された人は続々と、こちらに運ばれてくるということです」

救助された人
「家族には怖い思いをさせてしまい、本当に申し訳ない」

きのうは、観光地周辺で足止めされていた日本人の母親と娘の2人も救助されました。ただ、依然として外国人2人を含む10人と連絡が取れていません。

地震発生から生存率が急激に低下する72時間が迫るなか、新たな土砂崩れなどに警戒しながら捜索活動が続けられています。