台湾の馬英九前総統が来月、去年に続き、中国を訪問することがわかりました。台湾の若者らを引率し、交流を行うとしています。
中国で台湾政策を担当する台湾事務弁公室によりますと、馬英九前総統は来月1日から11日まで、中国の北京や広東省などを訪問する予定だということです。
馬前総統は去年3月、総統経験者としては中国と台湾の分断以降、初めて中国を訪問していて、今年も学生らを引率し、交流を行うとしています。
台湾メディアによると、中国で政府関係者と会うかどうかについて、馬前総統の事務所側は「中国側に任せている」としています。
馬前総統は中国に融和的な国民党に所属していて、1月の総統選の直前、海外メディアから習近平国家主席について問われ、「信用しなければならない」と発言し、波紋が広がっていました。

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