15日からのロシア大統領選挙を前にプーチン大統領は、ウクライナ侵攻をめぐり欧米との対立が深まる中、核戦争への備えは「できている」と語りました。
ロシア プーチン大統領
「軍事技術的な観点から、我々は(核戦争の)準備ができている」
プーチン大統領はこう述べたうえで、ロシアの核兵器は「どの国よりも最新型だ」として、ウクライナを支援する欧米をけん制しました。
また、ウクライナや欧米側との交渉については「用意はあるがロシアの安全保障が確保されなければならない」と強調しています。
一方、首都モスクワ近郊の石油施設で13日、4機のドローンによる攻撃があり、大規模な火災が発生しました。
今年に入りエネルギー関連施設を狙ったウクライナ側からとみられるドローン攻撃が相次いでいて、国防省は、この2日間で100機以上のドローンを迎撃したとしています。

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