イスラエルのネタニヤフ首相は、人質解放などをめぐる交渉でハマスと合意できたとしても、ガザ地区南部ラファでの地上作戦に踏み切るとの考えを示しました。

ネタニヤフ首相は、25日放送されたアメリカCBSテレビのインタビューで、ハマスとの交渉に仲介するアメリカなどと取り組んでいるとしつつ、「ハマスが妄想的な主張をやめれば進捗があるだろう」と述べました。

その上で、100万人以上が避難するラファでの地上作戦について、「交渉で合意すれば多少遅れるだろうが必ず行われる」とし、ハマスと合意できたとしても作戦に踏み切る考えを示しました。

これに先立ち、ネタニヤフ首相は自身のSNSに「今週初めに閣議を開き、ガザ南部ラファでの地上作戦を承認する予定だ」と投稿していました。