先週、アメリカのプロフットボールリーグの王者決定戦「スーパーボウル」の優勝を祝うイベント会場の近くで起きた銃撃事件について、検察は男2人を殺人の容疑で訴追しました。

この銃撃事件は、中西部・ミズーリ州のカンザスシティの中心部で今月14日、アメリカンフットボール・プロリーグの王者決定戦「スーパーボウル」で勝利した地元チームの優勝を祝うイベントが終了した直後に起きたもので、1人が死亡し、22人がけがをしました。

先週、3人が拘束されたのち、1人は事件に関与していなかったとされ、検察は未成年の2人を銃撃に関わったとして訴追していましたが、AP通信によりますと、地元検察は20日、新たに成人の男2人を殺人などの容疑で訴追しました。

検察によると、当時、現場で容疑者の1人が面識がないその場にいた人物と口論を始め、まもなく容疑者が銃を取り出すと、もう1人の容疑者を含む複数の人物が銃を抜き、銃撃に至ったということです。