アメリカのバイデン大統領と次男がウクライナ企業から不正に巨額の報酬を受け取っていたと証言していた男がウソの証言をしていたとして起訴されました。野党側の大統領弾劾を目指す動きに影響を及ぼすとみられます。
起訴状などによりますと、FBI=連邦捜査局の情報提供者だった43歳の男は、ウクライナのエネルギー企業がバイデン大統領の次男ハンター氏を「父親を通じてあらゆる問題から会社を守るため」に役員に起用したと証言。
「ウクライナ検察の捜査を回避する見返りとしてハンター氏とバイデン氏に500万ドルずつが支払われた」とも証言していました。
男はエネルギー企業の幹部から聞いた話だとしていましたが、これがウソだったことが判明したということです。男の虚偽の証言は、野党・共和党が議会でバイデン大統領の弾劾を目指す中で「不正に影響力を及ぼした」と主張する根拠のひとつにあげていて、今後の議会での追及に影響が及ぶとみられます。

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