アメリカ・ニューヨーク州の裁判所は15日、不倫口止め疑惑をめぐる業務記録改ざん事件で起訴されたトランプ前大統領の初公判を、予定通り来月25日に開くと正式に決定しました。
この裁判は、2016年の大統領選挙で共和党の候補だったトランプ氏が、不倫関係にあったと主張する女性に、当時の顧問弁護士を通じて口止め料を支払い、弁済する際に業務記録を改ざんした疑いに関するものです。
トランプ氏の弁護団は、今回の大統領選挙への影響を考慮して裁判の日程を遅らせるよう主張していましたが、ニューヨーク州の裁判所は、予定通り来月25日に初公判を行うと決定しました。
トランプ前大統領
「私は足止めされている。これは選挙妨害だ」
トランプ氏は無罪を主張していて、今回の決定を「大統領選挙の妨害だ」と批判しました。

AI俳優がハリウッドで波紋 タレント事務所も関心示す?