この夏の猛暑や残暑が価格の優等生にも影響を及ぼしています。山梨県富士川町の養鶏場で熱中症が原因でニワトリが相次いで死に、タマゴのサイズも小さいものが多く、経営に暗い影を落としています。

市川養鶏場 市川昌志さん:
暑さの影響でニワトリは暑さに弱いので食欲が落ちる。人間でいう夏バテという現象が起きます。

およそ1万2000羽を飼育している富士川町の市川養鶏場です。この夏の異常な暑さや、残暑が大きな影響をもたらしています。

市川養鶏場 市川昌志さん:
20~30羽は熱中症が原因で死んでいる可能性があります。

最寄りの観測地点の身延町切石では、8月の最高気温の平均は33.2度で、平年より1度以上高くなり35度以上の猛暑日は7日記録しています。

暑さに弱いニワトリは、1日1羽ずつ、この夏で30羽近くが熱中症と見られる症状で死にました。

さらに…