山梨県内の酪農が相次いで廃業しています。

海外から輸入する飼料の高騰が主な要因で、廃業した酪農家は「家族の貯えを削って経費に充てていた」と悲痛な思いを明かしました。

廃業した酪農家:
乳絞っていた牛の牛舎ですが、今年3月で廃業した。

牛のいない牛舎・・・

北杜市内で約70年続いた牧場です。
牧場2代目の男性は約90頭を飼育していました。

しかし2022年はエサとなる飼料の出費が毎月約400万円と前の年の1.5倍に膨れ上がりました。

膨らむ経費が経営を圧迫し今年3月、廃業に追い込まれました。

廃業した酪農家:
家族の蓄えを削ってまで経営費に充てていたので、収入が得られないということで廃業に至った。
後継者としてこの仕事を一生やると思ってきたが、まさか(廃業するとは)という感じ。