多くの客を魅了する李音のパン。
その人気に裏付けされるのは『手作りへのこだわり』です。

作るパンに応じて、17種類以上の生地を使い分けます。
また、カレーやピロシキなどの具材も一から手作りして、オリジナルの味を追求しています。
パン工房 李音 店長 栗山真弓さん:
作るものは手作りに勝るものはないと思っているので、出来る限り自分たちで手をかけた品物を作ろうというこだわりはあった。
李音の代名詞は、生地に生クリームを加えたラウンドパンです。
とろける舌ざわりに口どけもしっとり滑らかで、メープルシロップの香りが芳醇な一品。
仕込みは、深夜1時半に始まり、閉店後の片付けなどで終わるのは夜の6時。
睡眠時間は4時間を切ることも…
真弓さんの夫 栗山直規さん:
使命感でしょうね。始めた以上は、一区切りとして20年はあったかもしれませんね。「そこまでは頑張るぞ」という気持ちはあったと思う。
しかし、2022年から首の不調などが続き、店を閉じることを決断しました。










