正月の縁起物とされる富士山と鷹に関する企画展が、山梨県富士河口湖町で開かれています。
この展示会は富士山周辺に伝わる歴史を知ってもらおうと、富士山世界遺産センターが開催したものです。
富士山周辺は、江戸時代 飼いならした鷹を野山に放つ狩猟=「鷹狩」用の鷹の産地だったと伝えられています。
会場には、今の鳴沢村周辺が鷹狩の産地だったことを示す古文書や富士山と鷹の巣の場所を載せた江戸時代の地図などが展示されています。
また戦国時代は献上品や贈り物に良質な鷹が求められ、武田勝頼公が地元の鷹を贈ることを記した掛け軸も展示され、正月の縁起物とされる富士山と鷹の歴史を学ぶことができます。
この企画展は2月24日まで開催されています。