アメリカのプリンストン大学の経済学者ヘンリック・クレベン教授らが2019年に提唱しました。

Aさんは車の販売店で働いていますが、1人目の育休が明ける3カ月前に店舗から本社への異動を告げられました。そのため、店舗勤務の時にはついていた店舗手当がもらえなくなり、さらに1.5時間の時短勤務で基本給も2万円減少しました。



子どもを育てながら働くことは給料だけでなく、キャリアにも影響を及ぼします。

Aさんが産休や育休をとる前に指導していた後輩はAさんのキャリアを超えましたが、Aさん自身は復職後のキャリアを思うように築けずにいます。

Aさん:
「時短勤務をしていては昇給は不可能。子育て中では挽回の機会もありません」