ブドウ収穫量日本一の山梨県は先月、「県が育成したブドウのオリジナル品種、“甲斐ベリー7”をふるさと納税の返礼品にする」と発表しました。

山梨県は「甲斐ベリー7」をふるさと納税の返礼品にすると発表 7月26日

10万円の寄付金額に対して甲斐ベリー7を1房(応募枠30口)、12万円の寄付金額に対して甲斐ベリー7とシャインマスカットを1房ずつ(応募枠20口)返礼品にするというものでした。

寄付金が高額であるため反応が注目されていましたが、なんと!ふるさと納税サイト<さとふる>に掲載3日で50口分が完売となりました。

“赤いシャインマスカット”と言われるこの「甲斐ベリー7」って一体どんなブドウなんでしょう?

ブドウを育てた山梨県農業試験場に聞いてみました。

「甲斐ベリー7」を作った 山梨県果樹試験場

甲斐ベリー7とは、山梨県が開発して2009年(平成21年)に品種登録された赤系ブドウの“サニードルチェ”に青系ブドウで大人気の“シャインマスカット”の花粉を交雑して生まれたブドウです。

山梨県のオリジナル品種 甲斐ベリー7


7番目の有望な系統だったので「7」の番号が付いています。今年1月に品種登録された山梨県のオリジナル品種なんです。

正式な商品名は今後、決まる見込みです。