会場を訪れた建設関係者は新型重機のメリットを評価していました。
建設関係者:
「材料費が高騰していて既存施設の補強が多くなっているので、構造物があっても入れる」
「高速道路を2車線から4車線に拡幅するような工事で需要があると思う」
山本基礎工業 山本武一社長:
「環境にやさしい機械。この低い機械を地下に入れて、煙(排気ガス)を出さずに補強工事ができる。(建物の)上は営業をしていて、(利用客は)知らないまま基礎工事が終わっている。原価も安くできる」

山本基礎工業ではこのコンパクトな杭打ち重機は線状降水帯のような激しい大雨に対する防災工事でも活用できるとしています。

杭を設置するのと同じ要領で地下に円筒形のタンクをいくつも設置し、そこに大雨の時に溢れた雨水を一時的に貯める、いわば貯水槽を造るのです。
しかも、すでに建物があっても重機がコンパクトなため、道路のアンダーパスや地下街、それに地下駐車場でも設置工事が可能としています。
なお、この展示会は24日までで、ビジネス向けで一般の人は入場できません。







