地下室など屋内の狭い空間でも杭を打つことができるコンパクトな重機を甲府市の建設会社が開発しました。
この重機は線状降水帯のような激しい雨に対する防災工事でも活躍が期待できるとしています。

開発された重機は地面深くに杭を打つことができる装置で、通常この分野の重機は高さ約13mの支柱がありますが、新型機の高さはわずか2.99mしかありません。

白いキャスターと付けた新型掘削機

また、現場に移動した後、使わない無限軌道のクローラーを外して、キャスターに付け替え、その分コンパクトにすることが可能です。

掘削用の小型ハンマーグラブ

コンパクトなため、これまで困難だった地下室のような狭い空間に入り、壁際近くまで接近して杭を打つことができるようになりました。