県内の野党は追及する構えをみせ、1月、共産党県委員会が詳細な説明を求める要望を行いました。

また2月は立憲民主党県連が政治的責任など6つの質問に対する説明を申し入れました。



この中では二階派の2020年の収支報告書に記載された前年の繰越金が約636万円で、その時点で知事が保管していた現金1182万円より少ないことから、自らの裏金を否定している知事の説明通りだとしても「二階派の簿外の金を知事が預かっていたことになるのではないか」と指摘しています。



立憲民主党県連 小沢雅仁代表:(2月10日)
「どう考えてもつじつまが合いませんので、(現金1182万円は)預かり金という性格ではなくて(二階派の)簿外のお金という事ですので、極めて不透明なお金を知事自身が金庫に保管をしていたと」

これに対しては・・・



長崎知事:(2月14日 知事会見)
「それは二階派に聞いてください」
UTY記者:
「(UTYでは)二階派にはすでに質問状を送っているのですけれど、(UTYの質問状に対する)二階派の回答としては『総務省のHPで公開されている』『再び記載漏れすることがないように注意する』という回答しか頂けなかったので、今うかがっているのですが」

長崎知事:
「なので、それは二階派に聞いてください」

現在開会中の2月県議会では知事に対して立憲民主党などの県議が質問戦でこの問題を追及する見通しです。