山梨県甲斐市の山梨県立農林高校では最先端の農業技術を学ぶ実演会が開かれました。

生徒たちが見つめるのは、約8ℓを搭載できる農薬散布用のドローンです。


田んぼに農薬に見立てた水をドローンで撒いたほか、操縦が必要ない自動運転も披露されました。

ドローンを使うことで1haの農薬散布が手作業では1時間かかるところを約10分に短縮ができ、費用も抑えられるといったメリットがあるということです。


参加した男子生徒:
「将来自分でフルーツを作りたいので畑を手に入れられたら、先進技術をどんどん取り入れて活用していきたいと考えています。」


参加した女子生徒:
「スマート農業は他のところでは学べない技術だと思うので、そのような技術を通してこれからの農業について考えていきたい。」


農林高校ではロボット除草機の導入など、今後もスマート農業の学習に取り組むとしています。