3日、山口県岩国市の踏切で、列車と軽乗用車が衝突する事故があり、軽乗用車を運転していた40代の男性が死亡しました。

午後4時半ごろ、岩国市周東町のJR岩徳線の踏切で、渡ろうとしていた軽乗用車と列車が衝突しました。軽乗用車には親子2人が乗っていて、運転していた男性(40代)が死亡し、一緒に乗っていた10代の娘が、頭を打つなどの軽傷を負いました。

JR西日本によりますと、現場は遮断機のない踏切で、事故当時、警報器は正常に作動していたということです。列車は徳山駅から岩国駅に向かっていて、運転手が踏切に侵入してくる車に気付き非常ブレーキをかけましたが、間に合わなかったということです。列車の乗客と運転手19人にけがはありませんでした。

国土交通省は現場に運輸安全委員会の事故調査官を派遣し、原因を調べることにしています。