偽ルイヴィトンの財布など、偽ブランド品を販売目的で所持したとして、山口県警岩国署と柳井署は9日、山口県柳井市の指定暴力団七代目合田一家傘下組織の幹部の男(51)を商標法違反の疑いで再逮捕しました。


警察によると、男は7月19日、LOUISVUITTON(ルイヴィトン)やROLEX(ロレックス)など、11社の商標に似た柄の財布や時計など81点を、七代目合田一家傘下組織事務所内の男の部屋に販売目的で所持し、各社の商標権を侵害するとみなされる行為をした疑いが持たれています。調べに対し、男は「自分のものに間違いないが、販売目的のために持っていたわけではない」と容疑を否認しているということです。

この男は、7月19日に、東京都内の人物が商標権を登録している「サングラスをかけた動物の図柄」の商標に類似した絵柄の長袖Tシャツを、柳井市内で男性に1万円で販売して商標権を侵害するとみなされる行為をした疑いで逮捕されています。

このとき警察が部屋の中を捜索し、偽ブランド品を押収したということです。警察で、組織の資金獲得活動とみて捜査をしています。