回転寿司チェーン「はま寿司」で、レーンに流れるすしに勝手にワサビを乗せる、迷惑行為の動画をSNSで拡散させたなどとして、少年1人が書類送検されていたことがわかりました。

今年1月、「はま寿司」の山口県内の店舗で、ほかの客が注文したとみられるレーン上のすしに、勝手にわさびをのせる動画がSNS上で拡散されました。

関係者によると6日、この動画を撮影し、SNS上で拡散した10代の少年1人が、店の業務を妨害したとして威力業務妨害の疑いで書類送検されました。

警察が1月下旬に店の関係者からの相談を受け、5月に被害届を受理して捜査を進めていました。

回転寿司店ではこの事件以降、しょうゆ差しの注ぎ口に直接口を付けたり、ガリの容器に直接箸を入れて食べたりする迷惑動画がSNS上で拡散され、各地で問題となりました。

はま寿司は、「迷惑行為は犯罪であることを社会に認識してもらう一歩だと思う。このような迷惑行為がなくなることを願っている」とコメントしています。