今年3月、山口県下松市の会社事務所で男性がバールで殴られ、現金550万円などが奪われた強盗傷害事件で、20歳と21歳の男2人が28日に起訴されました。

強盗傷害と建造物侵入の罪で起訴されたのは、広島県竹原市と広島市南区のいずれもとび職の男2人です。起訴状などによりますと、2人は3月12日午前4時50分ごろ、何者かと共謀して、下松市の会社事務所にドアのガラスを割って押し入り、
住民の男性の頭などをバールで殴って全治1か月の大けがをさせた上、現金およそ550万円やかばんなどを奪ったとされます。

山口地検は2人を山口地裁に起訴しました。この強盗傷害事件ではほかに、20歳の男と、17歳の少年のあわせて4人が逮捕されています。このうち17歳の少年は、今月21日付けで山口家裁に送致され、その日のうちに別の県の家裁に送られています。

警察では、4人がいわゆる「闇バイト」で犯行に及んだ可能性もあるとみて捜査しています。