南極海でクジラの調査をした調査船が下関に帰港しました。
下関港に帰ってきたのは「第三勇新丸」です。

1月10日から28日間「第二勇新丸」とともに南極海でクジラの調査や実験、観測を行ってきました。
調査船2隻での調査は2018年にIWCを脱退して以降はじめてです。
目視による頭数や種類の調査、細胞を採取する調査、大型のドローンを使った観測などが行われました。

日本鯨類研究所によるとシロナガスクジラやクロミンククジラなどの大型のクジラが安定した資源として維持されていることがわかったということです。
日本鯨類研究所 資源量推定チーム 磯田辰也チーム長
「科学的に得られた情報から資源管理を行っていく。それを国際機関等に報告して国際協力というような形で貢献していく」

「第三勇新丸」は整備を受けたあと、8月に捕鯨のため、北西太平洋に向かう予定です。













