2月9日はふくの日です。山口県下関市の神社で、ふぐシーズンの豊漁と漁の安全を願う祈願祭がありました。

恵比須神社であった式典には、水産関係者などおよそ50人が参列し、対馬沖でとれた4キロのトラフグ2匹が奉納されました。今シーズンは1月の寒波やシケが続いたことにより、水揚げ量が少なく、相場は例年よりもやや高めということです。今の時期は白子が張っていて、1年でもっともおいしい季節です。神職が祝詞をあげ、フグの豊漁と漁の安全を祈りました。

下関ふく連盟郷田祐一郎理事長
「全国の皆さんにふぐを食べていただきたいのと国内である程度消費の拡大をしていきたい。プラスアルファ、海外輸出等も少しづつ考えていかないといけない」

きょうは「福」のお裾分けとして、下関市吉見の福祉施設にも届けられたということです。