山口県立光高校野球部が、春の選抜高校野球(センバツ)への出場を決めました。

日本高野連が27日、選考委員会を開いて決まったものです。今回は95回の記念大会で、例年より4校多い36校が選ばれました。

選考理由について「升田投手は丁寧な投球でコントロールが良く、粘り強さが持ち味です。球に伸びがあり、相手打者を空振りさせたりつまらせたりし、地区大会の4試合を1人で全て投げ抜きました。攻撃面は上位下位ともミート力が高く、堅実な攻めと粘り強さを感じます。島根、山口各県の1位校に勝ち、計3勝しており、粘り強い投球をする投手と勝負強い打線のチーム」と説明されました。

光高校は去年秋の中国大会で、各県の強豪を打ち破り準優勝を収めました。夏の甲子園には過去2回出場していますが、春のセンバツは初めてです。

宮秋孝史監督「決まったチームを見るとどこも強豪と呼ばれるチームばかり。そんな強いチームとやらせていただけることは光栄でありますが、そこに負けないようにするにはディフェンスとオフェンスが絡み合うことが大事だと思います。いい試合ができるように頑張っていきたいなと思います」
升田早人主将「守備からリズムを作って打撃に生かしたいと思っているので守備を鍛えたいと思う。キーマンは全員だと思っているので、全員の力を合わせて必ず勝っていくという気持ちを大事にしていきたいと思います」

春のセンバツは兵庫県の阪神甲子園球場で、3月18日に開幕します。