夏場の気温上昇で品質の低下が心配されるため、県は暑さに強く収量が多い稲「にじのきらめき」を奨励品種に決定しました。

3日の審査会には、専門家や農業関係者などが出席しました。奨励品種は、安定生産に向け県内で普及すべき品種です。収量や品質、害虫への強さなどを基準に選ばれます。

新たに採用されたのは高温に強く、稲が倒れにくい「にじのきらめき」です。県内で最も多く作られているコシヒカリに比べて収量が1割多く、粒も大きいということです。

夏場の高温によって品質や収量が低下しやすい沿岸部を中心に導入することにしています。2030年度までに作付面積を、1247ヘクタールに広げる予定です。

試食も行われました。

農事組合法人川西 松永茂夫 代表理事
「私も初めて食べるんですよ、にじのきらめきを。コシヒカリと比べてもそんなに変わらない、遜色ない、同等な味なんで」

県農業振興課 濵畑義明 課長(県主要農作物・園芸作物奨励品種決定審査会会長)
「これまでの従来のコシヒカリのような品種を作れるところに作ってもらって、高温でどうしても品質が下がっているというところに対しては、こういったにじのきらめきを導入していただければと」

県の奨励品種は今回「晴るる」と「ヒノヒカリ」が外れ、「にじのきらめき」を加えた8品種になります。