物価上昇が続いているなどとして、県内最大の労働団体・連合山口は今年の春闘で、定期昇給と合わせて5パーセント程度の賃上げを目標とする方針を発表しました。
連合山口・伊藤正則会長:「物価高、円安、コロナ禍の3重苦の中にあるのではないかと思っています」「経済、社会活動の原動力である人への投資、これをよりいっそう積極的に行うことで状況を変えていかなければならない」
基本給を引き上げる「ベースアップ」に相当する分と定期昇給分を合わせて5パーセント程度、額にして1万3500円の賃上げを目指します。物価上昇や円安などを踏まえた判断で1995年以来、28年ぶりの水準です。また、企業内のすべての労働者の最低賃金については、1150円以上を目指すとしました。連合山口では、経営者団体などへの申し入れや決起集会など、要求獲得に向けて行動していくとしています。













