山口市の国民宿舎「秋穂荘」が8月末で営業を休止することになりました。今年度に入り3か月で1500万円の営業損失が出るなど、厳しい経営状況でした。

施設を所有する山口市と、運営にあたる指定管理者の「あいお」が6日、市役所で会見しました。

国民宿舎「秋穂荘」は1966年にオープンした宿泊施設です。15部屋の客室があり、秋穂地域の特産、クルマエビの料理や、周防灘を一望できる温泉などで人気を集めていました。
しかし、施設の老朽化による利用者の減少や、物価高による経費の増加が経営を直撃したということです。
2029年度までの契約を残してあいおが解散を決めたため、市は8月末での営業休止を決定しました。
あいおの上村浩司社長によると2023年度以降、赤字が続き、今年度も6月までにおよそ1500万円の営業損失を計上したため、営業の継続を断念したということです。
あいお 上村浩司 社長
「これだけの収入の減少になりますと、コロナ禍でもともと体力がなくなっております弊社の経営状況が一気に危機のほうに転換していった。大変にご迷惑をおかけする形になり、心からおわびを申し上げたい」
9月以降の宿泊を予約している300人には、キャンセルを依頼するいうことです。
市の担当者は今後、施設のあり方を検討したいとしています。













