受験シーズンが本格化し、山口県内の私立高校ではコロナ禍3度目となる入試が行われています。感染対策を徹底しながら、準備が進められていました。


山口県防府市の誠英高校では18日、一般入試の一次試験を前に、教職員が会場の掃除や消毒、席表の掲示などの準備を進めていました。会場ごとに消毒液を設置し、試験の合間には換気する、体温が37.5度以上ある場合は、別の日に受検するようすすめるなど、入念な感染対策がとられています。以前は生徒が手伝っていましたが、感染対策のため教職員だけで準備から当日の対応までを行わなくてはなりません。今年から面接時の呼び出しは、モニターを使って離れた場所から行うなどの効率化を図るということです。
受付は受験生ごとではなく学校ごとに引率の教員が行い、当日体調が悪くなった受験生のために養護教諭を待機させています。

誠英高校 藤井博明校長
「高校の受験というのはおそらく人生初めての選択をしなければならない出来事だと思うんですよね。その大変重要な出来事である入試が、予定通り無事に行えるようにそして持っておられる実力が十分に発揮できるように、そういった形で受験会場を用意してあげなければいけないなと」

人生初めての受験で力を出し切れるように、学校では万全の態勢で受験生を迎えます。