5月20日は国連が定める「世界ミツバチの日」です。ハチミツの採取は最盛期を迎えていますが、その裏側でミツバチが危機に直面しています。ミツバチを絶やさないよう奮闘する養蜂場を取材しました。
山口県山口市南部にある久保養蜂場。箱の中には巣を作る土台となる16枚の枠が入っています。

久保養蜂場 久保紀子 代表
「1つの巣箱に2から3万匹ぐらいは今いると思います。5月末になったら3万、4万匹ぐらいになります」

久保養蜂場では山口市と防府市の8か所で、およそ400万匹のセイヨウミツバチを飼育しています。5月から6月にかけては、1年で最も蜜の採取が盛んな時期です。
久保養蜂場 久保紀子 代表
「蜜がたくさん入ると自然とミツバチがふたをしていって、蜜が蜜ろうしているということは糖度が上がったということで、していないのは糖度がまだ薄いっていうところになります」

1匹のミツバチが一生に集める蜜は、ティースプーン1杯ほどです。その僅かな量を守るために、久保さんは午前8時から日が暮れるまで、毎日、巣箱を確認します。
久保養蜂場 久保紀子 代表
「女王バチが中に1匹いるか確認していくのと、卵を産んでいるかっていうのを確認っていう感じですかね」

1つの巣箱に女王バチが1匹います。卵を産むのは女王バチだけです。蜜を集める働きバチに比べて体が大きいのが特徴で、今の時期は1日に1000個から2000個の卵を産みます。次々とミツバチが誕生し安定していそうですが、実は深刻な事態に陥っています。













