イラン情勢の悪化を受けて原油価格が上昇し、国内経済への影響が懸念されています。
イチゴ農園でも急激な燃料価格の上昇に戸惑いの声が上がっています。
真っ赤に実り、今が食べ頃のイチゴ。

山口県防府市でイチゴを生産している重清信夫さんの農園、しげきよ農園では、農業用ハウスおよそ30アールで「紅ほっぺ」や「かおり野」など7品種を栽培し、スーパーや直売所に出荷しています。

ハウス内の暖房などに重油や灯油を使っています。
しげきよ農園 重清信夫代表
「ピーク時には1日2万円ぐらい、毎日油が燃えていくような感じです」
購入する重油の価格はここ数年、110円前後で推移していましたが、3月に入って140円に上がりました。
急激な値上がりに困惑したといいます。

しげきよ農園 重清信夫代表
「暖房止めちゃうとやっぱりイチゴの生産に大きく響いてくるので」
暖房を多く使用する時期を過ぎましたが、中東情勢の悪化が長期化し来シーズンにも影響が出ることを懸念しています。
しげきよ農園 重清信夫代表
「これ以上油代が上がると、経営的にかなりダメージがくると思うので、そこのところは今はすごく心配してますね」

燃料代を抑えるため、寒さに強い品種に切り替えるなどの工夫もしていますが、燃料代の上昇分を価格に転嫁するのは容易ではないと言います。
しげきよ農園 重清信夫代表
「高騰が続けば取引先に無理を言って価格に転嫁するようにお願いするしかしかたないかなというふうに思いますが、どこまでそのへんが受け入れてもらえるかなっていうのが、今はすごく心配していますね」
長期化すれば、影響は燃料価格だけにとどまりません。
しげきよ農園 重清信夫代表
「ただ燃料代が上がるだけでなくてほかの資材とかにもすべて影響してくると思うので、そのへんを含めて早く問題が解決してほしいなというのは切に願うところですね」
生産活動や生活にも深く関わる燃料価格の高騰。農家、消費者の心配の種は尽きません。













