山口県の貴賓車・センチュリーが来年、更新の時期を迎えます。28日、新たに購入せずに廃車処分とするよう住民が県に申し入れました。

申し入れをしたのは、県のセンチュリー購入は地方自治法に反するとして知事に賠償を求めた裁判を支援する会です。
この裁判では2023年10月、最高裁が上告を退け原告が敗訴しました。
会は、裁判とは別の2013年に購入し副議長が使用しているセンチュリーが来年、更新時期を迎えることから、廃車処分とするようこの度、県に要請しました。
副議長の公用車には、議会事務局が管理し、議会運営委員長が使用している車を充てるよう提案しています。
山口県センチュリー裁判を支援する会 武波義明 事務局長
「県民の間に非常に強い不満がありますから、今さらセンチュリーじゃなかろうという点は、今後もきちんとさせていきたい」
県の担当者は「知事に報告する」と答えました。













