17日、山口県岩国市三笠町の東小学校の敷地内で特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが見つかりました。

児童がかまれるなどの被害は出ていません。

岩国市によりますと17日、セアカゴケグモが見つかり駆除したと学校から市に連絡がありました。

18日と19日に岩国市と山口県岩国環境保健所が発見場所の周辺を調べたところ、計68匹を見つけ駆除したということです。

セアカゴケグモは背中の赤いひし形の模様が特徴で、成体の雌だけが毒を持っています。攻撃性はないものの、かまれると痛みが出たり腫れたりするということです。

岩国市は児童や保護者らにチラシを配布して注意を呼びかけています。当面、毎月第3水曜に今回、セアカゴケグモが見つかった場所で調査を続け、発見・駆除した場合は市のホームページに掲載することにしています。