「お金を一緒に稼ぎましょう」などとSNSを通じて届いた内容を信じた山口県柳井市の男性(30代)が732万円相当の暗号資産をだまし取られたことが5日わかりました。

警察によりますと男性は今年4月、外国籍の男性を名乗る人物のアカウントでやりとりをはじめました。
男性は「お金を一緒に稼ぎましょう」などと投資をすすめる話を信じ、暗号資産で指定されたアカウントに送金しました。
さらに、利益の引き出しにかかる費用名目を含め、8月から10月までの間11回にわたってあわせて732万円分の暗号資産をだまし取られました。

男性は何度も送金を要求されることを不審に思い警察に相談して被害が発覚しました。
男性は相手に対して好意を抱いていたと話しているということです。
警察では詐欺事件として捜査するとともに、SNSで知り合った相手から金の話が出たら詐欺を疑って、誰かに相談してほしいと呼びかけています。