自民党総裁選挙をめぐり、出馬表明をしている林芳正官房長官は18日、「林プラン」として物価や賃金対策、党の再建などを柱とした政策を発表しました。
林芳正官房長官
「党改革、そして1丁目1番地の経済対策、それをやることによってこの国の安定をもう一度取り戻してその安定・秩序の中で進歩というものを目指していきたいと」

林さんは会見の冒頭、岸田・石破政権の流れを受け継ぎ、新しいものを足していくという基本姿勢を示しました。その上で「林プラン」と名付けた基本政策を発表。実質賃金1%上昇の定着や持続的社会保障、「ゼロからの再建」とした党の再建の3つを柱としました。

地元、山口県下関市の後援会事務所ではおよそ50人が集まり、会見を見守りました。24日には下関市で決起大会を予定しています。

林芳正下関後援会郷田祐一郎副会長
「今回は前回よりもいい風が吹いてるのではないかと思っとりますんでしっかり地元からね支えて応援していきましょう!」
きょうは高市・前経済安全保障担当大臣も出馬を表明し、総裁選は小泉氏、小林氏、茂木氏も含めた5人の戦いが始まります。