受験生に御利益がありそうです。2日、学問の神様がまつられる山口県光市の神社で、「合格いちご」を育てる苗を奉納し受験生の合格を願う神事がありました。
神事が行われたのは、学問の神様・菅原道真公をまつる光市の冠天満宮です。周南市の農家6人が縁起のよいイチゴに育てようと、それぞれが持ち寄った苗を奉納しました。
「合格いちご」は受験生を応援しようと、2022年にブランド化されました。品種は「かおりの」や「紅ほっぺ」など4種類です。市場には出回らない3Lという大粒のイチゴが使われます。
JA周南園芸部会いちごグループ 大中保忠 グループ長
「去年よりはさらに異常な暑さに耐えて、イチゴの苗見てもらって分かると思うんですが、青い葉ですくすくと育っています。やはりそれに負けないようにですね、受験戦争も頑張って合格していただきたいなというお願いでございます」
イチゴは1パック400グラムで、合格にあやかって「五角形」の箱に入れられます。昨シーズンと同じ100箱が用意され、12月ごろから注文を受けて販売されます。