サルスベリの花が山口県萩市の城下町に彩りを添え、訪れる人を楽しませています。
鮮やかなサルスベリの花が咲いています。萩市の城下町、菊屋横丁沿いにある萩焼販売店の店先です。今月初めに咲き始め、満開を迎えています。暑い日が続く夏の青空を背景にピンク色の花が映えています。樹齢は100年を超えるとされていますが、手入れを続けているため毎年、元気に花を咲かせます。幕末の志士、高杉晋作の誕生地のそばにあり、観光客の目を楽しませています。
サルスベリは中国が原産で、日本では古くから庭木などとして親しまれてきました。木登りが得意なサルでも滑りそうなほど樹皮が滑らかなことから、名前が付いたそうです。花が長く咲くことから漢字では「百日紅」と書きます。もしかすると、晋作も目にしていたのかもしれません。
城下町に咲く夏の花はもうしばらく楽しめそうです。