8日午後5時半ごろ、山口県光市上島田の県道で2歳の男児が車にはねられ、車が逃走した事件で、山口県警光署は9日、周南市の会社員の男(59)をひき逃げの疑いで逮捕しました。
警察によると、男は8日午後5時半ごろ、光市上島田の県道で乗用車を運転中、男児をはねて重傷を負わせたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。
目撃した女性の「車と歩行者の事故が起きた」という110番通報で発覚しました。
事故当時、男児は家族といました。搬送時に意識はあったものの、頭部からは出血。骨折の重傷ですが、命に別状はないということです。
男は1人で運転していたとみられ、酒は飲んでいませんでした。
警察の調べに対し、男は「落下物に乗り上げるという感覚はあったが、人と衝突した感覚はなかった」と容疑を否認しています。
現場は片側1車線の見通しのよい、50キロ規制の直線の道路でした。
警察は、ドライブレコーダーの捜査などで男の犯行を特定したということで、事故の原因などを詳しく捜査しています。













